【実体験】新卒医療従事者がWEBデザイナーの職業訓練校に通ったら人生変わった話

職業訓練校

【実体験】新卒医療従事者がWEBデザイナーの職業訓練校に通ったら人生変わった話

この記事では、医療従事者として新卒で就職した筆者が、職業訓練校を経てWebデザイナーへとキャリアチェンジを果たした体験を紹介します。

「やりたいこと」よりも「安定」を重視して進路を選んだものの、働く中で本当に興味のある分野への思いが強くなり、再び学び直しを決意。その選択が、今の働き方と人生を大きく変えるきっかけとなりました。

同じような思いをしながら働いている方の参考になれば幸いです。

医療職を選んだ理由と、心のどこかにあった“やりたいこと”

私は学生時代、デザインやものづくりに強い興味を持っていました。ただ一方で、「将来の安定を考えるなら、資格があったほうが良い」という周囲のアドバイスや、デザインの分野での就職への漠然とした不安もあり、最終的に医療系の国家資格を目指す進路を選択。卒業後はそのまま医療従事者として就職しました。

実際に働いてみて、今の仕事にやりがいも感じていましたが、日々を過ごす中で、「モノが形になる仕事がしたい」「もっと自分が夢中になれることに関わりたい」という気持ちが少しずつ大きくなっていきました。

デザインの世界へ進みたい気持ちと、職業訓練校という選択肢

元々興味のあったものづくりやデザインの分野に、やはり挑戦してみたい。そう強く思うようになり、今からものづくりやデザインを学べる方法はないかを仕事をしながら探しました。そこで出会ったのが「職業訓練校」でした。

当時は「職業訓練校は勉強はできても就職できない」、「職業訓練校の勉強はレベルが低い」といった声も目にしましたが、新卒でそれほど貯金もあるわけではない状況でしたし、手当をもらいながら勉強ができる、という点は非常に魅力的でした。

学びたい分野と就職できそうな分野(求人の多い分野)を考え、総合的に自分に合った職業訓練校を受験。合格通知が届き、勤めていた病院を3年ほどで退職しました。

職業訓練校での授業

職業訓練校では、PhotoshopやIllustratorといったデザインソフトの使い方から始まり、HTMLやCSSなどの基本的なコーディング、簡単なJavaScriptまで、Web制作の基礎を幅広く学習しました。

ただ、通いながら感じたのは「未経験での就職は、簡単ではない」という現実でした。訓練校のカリキュラムだけでは、実務レベルには到底届かないという印象がありました。

これは職業訓練校次第な部分ではあると思いますが、年齢も背景もあまりにも異なるさまざまな方が職業訓練に通います。新卒に近いような状態の方もいれば、かなり仕事のブランクがある方、定年後の方など本当にさまざまです。よって、訓練の内容は一番進みが遅い方に合わせる傾向にありました。そのような中で、漫然と訓練を受けているだけでは現場の実務をこなしているプロに混ざることは絶対にできない、と焦りを感じるようになり、訓練とは別で自主的な学習を始めました。

自主学習と資格取得でスキルを深める

私は授業とは別に独学で学習を続けることにしました。
自主学習なんて当たり前でしょ?と言われたらその通りなのですが、意外と周りには積極的に自主学習をしている方はいなかった印象です。

具体的には、Figmaを使ったデザインの制作、ポートフォリオへの掲載を想定したWEBサイトの構築、ポスターの作成から発注、ECショップでの制作物の販売等、様々なことを実施しました。

特にWEBサイトの構築はサーバーやドメインの管理のインフラ部分にも触れることができ、デザインだけでなくサーバーの管理等の知識を身に付けられたため、就職においても評価されることが多かったように思います。

また、ITパスポートやWEBアナリスト検定といった資格にも挑戦。就職活動時に「学び続けている姿勢」や「基礎知識の証明」として評価される場面が多く、結果的に取得しておいてよかったと感じています。

就職活動、そしてWebデザイナーとしてのスタート

職業訓練校修了後、本格的にWeb業界での就職活動をスタート。
未経験というハードルはあったものの、自作のポートフォリオや資格、勉強する姿勢が評価され、Web制作会社でデザイナーとしてのキャリアを始めることができました。

その後は実務経験を重ねて転職も経験し、現在はフルリモートのWebデザイナーとして複数の案件に携わる毎日を送っています。

職業訓練校は「ステージ変更」の1歩になった

今回の経験を振り返って感じるのは、職業訓練校は「ゴール」ではなく、「これからの可能性を広げるためのスタート地点」であり、きっかけだったということです。

環境を変えるには勇気が必要ですが、しっかりと準備し、学び続けることで、未経験からでもキャリアを切り開くことは可能です。
職業訓練校は、そうした変化を後押ししてくれる貴重な機会となりました。少なくとも私は、職業訓練校のおかげで自分が望む働き方ができるようになりました。あの時勇気を出して飛び込んでみて本当に良かったと感じています。

同じような環境で悩んでいる方がいれば、ぜひ職業訓練校を1つの選択肢に加えてみてください。

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